高齢者の栄養アセスメント

高齢者の栄養アセスメントの策定が、医療分野での栄養アセスメントとは別個のものとして、独自に行われようとしていますが、これらは社会の高齢化を見据えた、独居老人の増加を見越しての事でしょうが、いよいよ高齢化者気が本格化していく感じがして、恐ろしく思えてきます。

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ただ高齢者の栄養アセスメントと言っても、一般的な高齢者の栄養摂取の問題点を、医学や栄養学の立場から専門的なアプローチが行われ、高齢者の栄養アセスメントとして提案されたものと言うよりは、介護の現場での栄養士や栄養管理士からの提案と言ったモノが多く、そうした高齢者の介護死者向けの栄養アセスメントの実践マニュアルの本も数多く出版されています。


高齢者の介護にあたっては、栄養士や栄養管理士による高齢者の栄養アセスメントは当然必要になりますが、高齢者の栄養管理はただ不足している栄養を列挙しているだけでは、目的とする高齢者の栄養改善を達成するには不十分と言われています。


病院などの医療機関における高齢者向の栄養失調の罹患率が驚くなかれ40%と言う事実は、むしろ病院でさえこの有様であれば、寝たきりの在宅看護の高齢者の場合は、更に悲惨なことになっているとことを指し示しています。

現在でも高齢者の栄養問題は、深刻な状況と言えますが、高齢化社会になりつつある日本の状況を考えれば、今後更に深刻な状況へ高齢者の栄養摂取の問題が進展していくと予測されます。
栄養アセスメントの概念も、本来医療行為の一貫で行われる、全科的なスタッフのNST(栄養サポートチーム)による栄養管理でしたが、そうした限定的な医療の支援補完に止まらず、高齢者の医療の根幹をなす栄養問題に積極的に取り組む必要性が生じていると言えます。


現在のところ特定の医療機関や介護施設の栄養士や栄養管理士が高齢者の栄養アセスメントのマニュアルを策定して、それが出回っていると言うのが現状で、厚生労働省などは国としての指針を明確にしようとする動きには消極的です。


高齢者の栄養アセスメントにおいて、寝たきりの高齢者の栄養摂取には、食事による摂取が難しい事もあり、単に不足する栄養素を補完して食事を改善するというだけでなく、正常な摂食・嚥下が出来ない高齢者には、摂取法方においても食事以外で、点滴などによる摂取方法も採用する必要が生じます。


今後国家的な高齢者介護のためには、早急な栄養アセスメントが策定される事が望まれていて、高齢者の栄養アセスメントのフォーラムやセミナーが盛んに行われていますが、予防医学的な見地から提言が少ない事は、介護に対する認識の甘さが窺えます。

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